コロナ禍で、私の生活スタイルも変わりました。
「ミニマリスト」だと思っていた私が、マスクやトイレットペーパーを買いに走り、ストックなんて興味もなかったのに、いつ買えるかわからない不安から、気が付けば必要以上の買いだめをしていました。
ものが少なくて、小さく暮らしていれば、今回のようなコロナ禍でもすぐに引っ越しできたりメリットもあるかと思いますが、そもそもミニマリストの生活は、便利なサービスやモノ、テクノロジーが身の回りに存在してこそ、成り立っているところがあると強く感じました。
生活スタイルが変わったことと、ステイホームで家にいる時間、考える時間が増えました。コロナ禍で世界中の生活スタイルが変わろうとしています。
これから目指すライフスタイルについて考えてみました。
コロナ禍・ステイホームでミニマリストが感じた3つの不安
1.日用品・食料品のストックなんかしていなかった。備蓄って何。
「備蓄」なんてしなくていい。都心に住んでいる以上、必要なものは仕事帰りにスーパーでもコンビニでもドラッグストアででも何でも手に入ります。
さらに、わざわざ買い物に行かなくても、嵩張るトイレットペーパーや洗剤などは、ネットで購入すれば家まで届けてくれて、時間にも余裕を持てます。
我が家の冷蔵庫は、いつも5割入っているかいないか。満タンなことはなかった。備蓄のスペースの必要性も感じていなかったし、狭い賃貸マンションにパントリーもなければ、備蓄スペースなどほとんどありません。
私のストックといえば、サランラップと洗剤1個予備にあるくらいでした。
でも、今回のコロナ禍で、おしりをふけない不安からトイレットペーパーを見つけたら買い、マスクを余分に買ったり、缶詰系を買いためたり。冷蔵庫もいつも以上にパンパンになっていました。
「備蓄」するスペースがない、というより少しだけでもいいからスペースを作る必要があると感じました。我が家ではキッチンの戸棚一個分を食料品「備蓄」スペースとしました。
このスペースがあるとないとでは、心の余裕が違いました。コロナが収束したとしても、台風や災害などにこの「備蓄」スペースが心の余裕に少しでも繋がるかもしれないので、引き続きこのスペースは「備蓄」用に使っていこうと思います。
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2.子ども(4歳)とのステイホームで思ったこれからの教育どうなるの?
日本のオンライン授業導入率がまさかの5%?!
ハワイでは無期限でオンライン授業をはじめており、幼稚園ですら先生と園児たちがオンライン授業をしていると聞き、日本ってIT先進国じゃなかったの?と思ってしまいました。海外ではオンライン授業の話をよく聞きますが、日本では今までもこれからも個々の家庭に委ねられていると感じます。
のびのびと育ってくれれば・・・なんて言っていられない?!
のびのびと育ってくれればとか思っていましたが、アフターコロナの世界で、こどもたちの教育ってどうのようになっていくのだろう。
こどもたちが無邪気に戯れることも、しばらくは叶わないのでしょうか。
私の娘の通う幼稚園では、分散登園が導入されるようです。
小学校や中学校でも短縮となれば、授業のサポートの負担もあるとおもいます。
塾なども、あおぞら自習室ではありませんが、今までのように密集させることは難しいと思います。さらに、こどもの将来の仕事についても、テレワークができる仕事についてほしい、という親御さんも増えたのでは?
それなら一層、都会じゃなくて野菜を育てたり、もっと土と触れ合える田舎に引っ越そうか。など、子どものこれからの教育については考えさせられています。
9月入学になると、自分の子どもが年長をすっ飛ばすイメージ
私が気になっていることのひとつが、「9月入学」のことです。
早くて来年2021年の9月からと言われていますが、丁度、私の子どもが2015年8月生まれでギリギリ、来年の9月に小学校1年生ということになります。
現在、年中になったところで、ランドセルなんてまだまだ他人事でしたが、9月入学が浮上してから、年長をすっ飛ばすイメージで、学資保険の積立も1年見直さないといけないな、など何だか歳を余分に取った気持ちになっていしまいます。
「9月入学」になったときは、1年早く子育て期間が終わるんだ、と前向きに考えようとは思います。
3.都心部で娯楽を外に求めていたために、家での娯楽がわからない。
平日は仕事が終わって、帰り、子どもの寝かしけ後、家事を終わらせあっという間に終わります。
休日は都心だと何かと外に娯楽があって、公園や施設に行って外食して家に帰ったら寝るだけの生活スタイル。
もともと、料理は得意じゃないし、外食が好きなので休日の外食は楽しみでした。
おもちゃも、一通り遊んだものは積極的に売ったり、あげたり、処分したりしていました。
ですが、コロナ禍でステイホームとなり、家の中で過ごし方がへたくそだと気付きました。
子どものほうがよっぽど、家の中での遊び方を知っていて、おもちゃよりも工作グッズが役にたち、買い足しました。
コロナ禍でもミニマリストでよかったこと
1.通勤に公共交通機関を使わないため少しは密を避けられた
ミニマリストに直結ではありませんが、小さな暮らしで、車を持っていないため、都心にマンションを借りて、職場は歩いてでも行けるようにしようという考えの夫のおかげで、職場までは夫も私も徒歩と自転車で通っています。
私の仕事の事務職はテレワークできるものではなかったので、助かりました。
2.すぐに引っ越せるかも。笑
持ち物が少ないので、子どもの環境のこと、仕事のことを考えなくていいのであれば、
いざとなれば、割とすぐに引っ越せると思います笑
しかし、そこまでポジティブじゃないので、やはりコロナ禍では不安のことのほうが多かったです。
アフターコロナでプレッパーにもなれそうにない
いま、「プレッパー」と呼ばれる人たちが増えているそうです。
日常的に備蓄にとりくみ、地下室やシェルター、畑や牧場などを購入し備えるのだとか。
私は、コロナ禍で自分や家族とのこれからのライフスタイルについて考えていますが、プレッパーにようにシェルターを買ったりもできそうにないです。
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これからのライフスタイルと自分なりのミニマリズム
モノをなるべく持たないミニマルな暮らしを目指している私ですが、ミニマルな生活をするのは、サービス、情報が身近にあって、テクノロジーの進化あってこそ成り立つのだと感じました。
「備蓄」についての考えかたもかわってきました。
少しでも「備蓄」スペースを作っておくことが、心の余裕になりました。
買占めや何か月分も備蓄するのではなく、「なければすぐに買いに行けばいい」という考え方ではなく、何日分かのレシピを考えておいて買い物の回数を減らす。
少しずつ自分なりに変えていこうと思います。
ステイホームで感じたこと
- 家でいることの楽しさ、快適さについても考えるべきだということ。
- ”モノを減らすこと”だけではなく長く付き合えるモノについて考えていきたいということ。
- ”デジタルデトックス”の時間も必要だということ。
- 自分や家族の体の免疫力を高めるための食事について考えていきたいということ。
コロナ禍で社会や人との関わり方が変化していくと思いますが、変化に柔軟に自分も変化していくために努力していきたいです。